HTML5 Web Storage(ローカルストレージ/セッションストレージ)とは何か [30seconds of interviews]

HTML5 Web Storageとは何か

HTML5では、ウェブサイトはブラウザのローカルにデータを保存できる。データはname-valueペアで格納され、ウェブページは自身で格納したデータにのみアクセスができる。

localStorageとsessionStorage

ライフタイムの違い

  • localStorageに格納されたデータは永続的。ウェブアプリケーションが削除する、またはユーザが自らブラウザのデータを削除するまでは、データは永続する。
  • sessionStorageはウィンドウまたはデータを格納したブラウザタブと同じライフタイムを持つ。タブが完全に閉じられると、sessionStorageに格納されたデータは削除される。

スコープの違い

どちらのstorageも、オリジンが異なると格納されたオブジェクトは共有されないため、スコープはオリジン単位となる。

  • sessionStorageは、同じオリジンの2つのブラウザのタブに、別々のsessionStorageデータを持つ。
  • sessionStorageは、localStorageとは異なり同じオリジンの同じスクリプトでも、タブが異なる場合お互いのsessionStorageにアクセスできない。
tips
  • 以前はクッキーでストレージが行われていた。
  • この保存サイズの制限は、クッキーより遥かに大きく(少なくとも5MB)、高速である。
  • データは決してサーバーに転送されず、クライアントが要求した場合のみ使用される。

30secondsofinterviews.org