GCPでクラウド破産しかけた話

初学のために、GCPインスタンスを立ち上げたり消したりしていたところ、思わぬ請求が来てしまった。

事実としては、App Engine Flex を3バージョン作成し、それぞれ2インスタンス、そのインスタンスには2つのvCPUと2GB RAMを割り当てたものを一ヶ月以上放置していた。その結果一ヶ月で数万円の請求が来るという事態になった。

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なぜ起きたか

  • 不要なインスタンスを立ち上げたまま放置してしまった。削除のし忘れ。
  • 支払いアラートを低い金額で設定していたにもかかわらず、アラートメールに気づかず無視してしまった。

支払いをどうしたか

情けない話だが、GCPのサポートに経緯を連絡し、その結果請求額を半分にしてもらった。 とはいえ、不正利用ではない限り当然全額支払わなければならないので、次回は対応できないと言われた。

GCPクラウド破産しないために気をつけること

支払い(予算)アラートを設定する

Billingから予算の設定が可能。そこで、その予算の*%使用したときにアラートを飛ばす、という設定ができる。

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支払いアラートメールは必ずチェックする

アラート設定しても見逃すと意味がない。アラートメールは Billing Alert という件名で、Google Cloud Platformから送信される。 見落とさないようにフィルターしておいたほうがいい。

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猛省してます。以上。